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温浴施設の設備を維持管理するポイント

お元気様です!

 

エンゼルス大谷翔平選手が9日、ロッキーズ戦でも痛烈なセンター前ヒットを

決めましたね!

打球速度172キロ!!とは驚きです。

全米各地で巻き起こる大谷フィーバー。

大谷選手の活躍ぶりに、目が離せない今日この頃です(^^)

 

さて、今回は、温浴施設の設備の維持管理についてお伝えします。

 

浴槽水の管理ポイントは遊離残留塩素を維持すること

♦浴槽水の遊離残留塩素濃度は0.2~0.4mg/L程度を保ち、かつ最大1.0mg/Lを超えないように努めること

・汚染の負荷や水質によっては、塩素の消費量が大きく異なる。pHの高い場合や薬湯の場合などは特に注意を要する。

♦遊離残留塩素濃度の管理のポイント

遊離残留塩素濃度測定器により、塩素濃度を定期的に測定(1回/1~2時間)し、記録を保持する。

 

維持管理は

浴槽水の殺菌

各機器(ろ過材や配管系統など)に定着しているバイオフィルムの生成防止と清掃・洗浄

にあります。

浴槽水や原水には、水質基準項目が規定されており、その基準に準じた維持管理を必要とします。

浴槽水の維持管理は塩素剤による浴槽水の遊離残留塩素濃度の管理が基本です。しかし、温泉成分によっては、塩素消毒の効果が滅弱する場合があります。また、pHが高くなるとCT値が大きくなり、殺菌に要する時間が長くなります。

したがって、接触時間を長くするか、濃度を高くすることで対応しなければなりません。薬湯や入浴剤を使用している浴槽も、塩素による脱色や塩素消費量が多くなるので注意を要します。

これらに対応するためには、各殺菌装置の長所・短所を理解する必要があります。浴槽水の殺菌のみでは万全とはいえません。入浴者から剥離された、たんぱく質や脂肪などの有機物やアメーバなど、浴槽・ろ過の循環系に付着したバイオフィルムの生成防止と洗浄が最も重要になってきます。

まずは日々の清掃です。清掃回数を多くすることで、過マンガン酸カリ消費量やレジオネラ属菌が減少します。そして、定期的な循環系等の洗浄こそが、レジオネラ属菌から温浴施設を守ることができるのです。

レジオネラ対策は、レジオネラ属菌の特性をよく知り、レジオネラ汚染の実態を把握して定期刹那殺菌処理を行い、継続的な衛生管理が基本です。

 

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