配管洗浄の方法と実際

お元気様です！

今回は配管洗浄の方法を記載します。

【高濃度塩素消毒】の場合

★高濃度の有効塩素を含んだ浴槽水を、配管の中に循環させることで殺菌する方法

残留塩素濃度5～10mg/L　を30分程度循環させます。

※通常市販されている次亜塩素酸ソーダは有効塩素濃度が12％濃度で循環浴槽系統に使用して

　洗浄する場合は、有効水量1トンに対して薬品の量は50g～100gとなります。

※塩素は微生物の細胞膜を破壊してタンパクや多糖類を溶出させるので消毒中は浴槽水が

　濁ったり発泡したりすることがあります。

★この方法は1週間に1回以上の換水を行っている施設での消毒に最適です。

塩素単独での洗浄は、バイオフィルムを完全に除去することは難しいため、

他の洗浄剤（二酸化塩素や過炭酸ソーダ）と併用して洗浄してください。

※塩素製剤にて殺菌洗浄する場合、作業後の排水による環境汚染に配慮してチオ硫酸ナトリウム等で

必ず中和して排水してください。

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