加湿器の中でレジオネラ菌は増殖します！

お元気様です！

　新型コロナの感染が止まらず心配ですが、

そんな中でもワクチンが続々と承認され、先が見えてきた感じがします。

これから年末年始に向かってが正念場ですね。

今年はお取り寄せのおせちが大人気だそうです。

みんなで巣ごもりのお正月を過ごし、爆発的な感染拡大を抑えていきましょう！

　さて、本題です。

コロナの感染防止にも効果があるとされ、注目されている加湿器ですが、

一歩間違えればレジオネラ属菌が増加してしまいます！

再三お伝えしていますが、改めて「家庭用加湿器の危険性」についてご紹介します。

加湿器でのレジオネラ属菌増殖の可能性は、タンク内補給水の貯留時間が重要な関係を持ちます。

家庭用の加湿器は約１日分が貯蔵され、貯留時間が長いことに問題があります。

透明な貯蔵タンクで日射を透過する加湿器の場合や、

室内でタンク内の水が加湿される場合には、タンク内の水の残留塩素は急速に消失し、

細菌の巣となることが指摘されています。

最も危険性が高いのが家庭用の超音波加湿器です。

タンクの汚染も起こりやすく、長時間水を貯めたまま放置される可能性が高いからです。

タンク内面に形成される生物膜もそのまま長期間保持されます。

家庭用の超音波加湿器を使用する際には、タンク内面を絶えず洗浄して清潔にしておくことが安全上重要です。

そこで「加湿器の清掃ポイント」についてご紹介します。

レジオネラ属菌の増殖を防ぐには定期的な清掃です！

そこで！加湿器の清掃　３つのポイントをご紹介

レジオネラ菌は熱に弱いということと、殺菌作用のある薬剤が非常に効果があります。

①まずはアルコールなど除菌や殺菌効果がある薬剤を染みこませた布で拭き、

　レジオネラ菌が増殖しやすいぬめりを取ること。

②さらに、加湿器専用の薬剤を入れて運転する。

　　（使用可能な薬剤はご使用の加湿器のメーカーに問合せると教えてくれるそうです。）

③薬剤が無い場合はレジオネラ菌が死滅する60℃以上のお湯をタンクに入れ３０分程度放置する。

これらの清掃を必ず１週間に１回は定期的に繰り返すのが大事です！

また、水を貯めたままにしておくと菌が増殖しやい環境になってしまうので、毎日交換することが大切です。

定期的な清掃で健康を守りましょう！！