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レジオネラ属菌検査の培養法と遺伝子検査法

お元気様です!

アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の授賞式が、ハリウッドで始まりました。

女優の松たか子さんが、日本人として初めて、授賞式で主題歌を披露したとのことです。

松たか子さんは、各国で同じ役を演じた9人とともにステージに立ち、日本語で歌を披露しました。

権威ある舞台で日本人史上初となる歌唱を披露した“日本のエルサ”に、海外ファンはSNS上で賞賛の嵐。

「何て声なの」「世界最高の美声」と絶賛しているとのことです。

松さんの絞りの着物にも注目が集まったとのことで、日本人としてとても嬉しいニュースですね。

 

さて、本題です。

レジオネラ属菌検査の培養法と遺伝子検査法についてお伝えします。

「浴槽水等を対象としたレジオネラ属菌検査は、濃縮検水を平板培地上に塗布し、発育したレジオネラ集落数を計測する平板培養法により行われる。レジオネラ属菌は発育が遅く、初代分離に3~6日、確認培養にさらに2~3日を要することから、汚染状況を早期に把握できる迅速検査法の開発が望まれていた。

濃縮検水から直接レジオネラ遺伝子を検出する遺伝子検査法(LAMP法およびリアルタイムPCR法)は、検査開始から数時間で結果が得られるため、患者発生時の原因究明や汚染洗浄の確認に活用されている。しかし、これらの方法は死菌も検出するため、平板培養法と結果が対応せず、結果の解釈と活用方法に注意を要した。一方、死菌DNA をEMA (ethidium monoazide、膜損傷菌に選択的に浸透する色素)で修飾してPCR 増幅を抑制し、生菌DNAのみ選択的に検出する「EMA-qPCR法」が開発されているが1)、操作の煩雑さや、消毒で生じる膜損傷菌のEMA感受性が変化する等に課題があり、普及には至っていなかった。

我々は、生菌を選択的に検出する迅速検査法として、濃縮検体を液体培地で18時間培養後に逆転写定量PCRを行う「Liquid Culture(LC) RT-qPCR法」(LC RT法)を開発した。また、液体培養とEMA-qPCRを組み合わせることで膜損傷菌のEMA感受性等の課題を解決した。

遺伝子検査の前に液体培養を組み込むことで、レジオネラ生菌を検出、定量する迅速検査法を確立した。LC RT法、LC EMA法いずれも検体搬入の翌日に平板培養法の結果が予測可能であり、また、培養前の試料を評価すれば死菌の有無も確認できることから、汚染状況の把握や洗浄効果の確認などにおいて、今後の活用が期待される。」国立感染症研究所 2013年6月21日

弊社は、現状培養法での検査をさせていただいておりますが、

技術の革新が望まれるところですね。

適切な衛生管理でお客様の安全を守りましょう!

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