レジオネラ属菌は生物膜内で増殖する！

お元気様です(^-^)

昨日は参議院議員通常選挙でしたね。

みなさまは投票に行かれましたか？

今回の投票率は48.8％で過去2番目の低さだったとのことです。

もう少し日本の若者が政治に興味を持って参加する必要があるな、と思いました。

さて、本題です。

今回は、「レジオネラ属菌は生物膜内で増殖する！」をご紹介します。
家庭で数日間使い続けた浴槽の内壁を思い浮かべてみて下さい。
ぬるぬるしてきますよね。これが生物膜＝ぬめりです。
微生物が作り出した粘液性の物質で形成されています。

そして、この生物膜内は入浴者のアカなどの栄養が豊富で、

消毒剤や紫外線などから保護されているため、微生物が増殖するのに適した環境となっています。

膜に守られたぬめりの内側では、レジオネラ属菌だけでなく、

原生動物のアメーバもいて、レジオネラ属菌はアメーバの内部で増殖し、

最終的にはアメーバを破壊して外部（浴槽水中、シャワー水中）に放出されるのです。

だから、入浴施設の衛生管理は重要なのですね。

夏は、レジオネラ症を発症する人が増えるので、施設管理を徹底しましょう！！