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掛け流しの温泉施設でレジオネラ症発症!

お元気様です。

 6月に入り、各地から梅雨入りの便りが聞かれる頃となりました。

雨はジメジメして憂うつな気分になりがちですが、

恵みの雨でもあり、作物の成長には欠かせないものです。

雨の日の読書は集中できて良いものですよね。

雨ならではの楽しみを探し、梅雨を楽しく過ごしましょう!

 今回は、「掛け流し」のお風呂の危険性についてお知らせします。

「2019年5月15日付け熊本日日新聞は、熊本県八代市東陽町の東陽交流センター「せせらぎ」を運営する東陽地区ふるさと公社(社長・田中浩二副市長)は15日、センターの入浴施設からレジオネラ菌が検出されたと発表した。現在は入浴施設の営業を自粛していると、と伝えた。

 同社によると、レジオネラ症を発症した熊本県の患者が4月28日に施設を利用していたことが判明。県八代保健所が今月7日、浴場を検査し、掛け流しの3か所から国の基準値を超える菌を検出した。

 同社は「掛け流しでは湯の吐き出し口でしか塩素濃度を測っておらず、滅菌が不十分だった」と謝罪。既に全浴槽のや配管を清掃、消毒したという。営業再開時期は未定。

 同センターは市施設で、同社が指定管理者。2010年にもレジオネラ菌が検出された。」とのことです。

 掛け流し方式は循環方式と違い配管によどみが出来にくく(よどみがレジオネラ属菌の住み家になる)

お湯が常時流れているので、衛生的に感じられますよね。

掛け流しは安全だという誤解が生じます。

そのため清掃の頻度が下がり、ぬめりが発生します。

このぬめりの中でレジオネラ属菌が増殖するのです。

また、塩素消毒をしても、常にお湯が流れ出ているので、塩素が薄まり十分な濃度にならないのです。

掛け流し方式であっても、毎日お湯を抜き、塩素剤で消毒するなどの適正な管理が必須です。

施設管理をされる皆様、掛け流しについての正しい知識を持って頂き、

適切な管理をお願いいたしますm(__)m

掛け流しのお風呂のレジオネラ属菌検査も東工業にお任せください!

夏は、レジオネラ症を発症する人が増えるので、施設管理を徹底しましょう!!

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