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温泉施設をレジネラ属菌から守るための管理ポイント

お元気さまです!

昨日は、全国各地で大荒れの天気になりました。

広い範囲で台風並みの暴風が吹き、北ほど影響が長引くそうです。

 

さて、今回は温泉施設をレジオネラ属菌から守るための管理ポイントを改めて一部、ご紹介致します。

 

a.日常の運営

・浴槽水の残留塩素濃度測定記録の保管(測定は1~2時間おきに行います)

・ヘアキャッチャーの清掃(1日1回は行います)

・給水・給湯カランなどの残留塩素濃度測定記録の保管(1日1回)

・次亜塩素酸ナトリウムなど消毒剤の補充

・バイブラ装置や受水槽の空気取り入れ口のフィルターの清掃

・営業が終了した後も塩素注入と、ろ過器の運転を1~2時間継続し、水質改善を図るようにしたほうがよいでしょう。

b.定期的な清掃・消毒

 ろ過循環配管・ろ過器・オーバーフロー回収槽の清掃は、換水の都度行います。消毒は「公衆浴場における衛生等管理要領」にそって、週に1回は行います。

 ・貯湯槽…年に2回程度(開放式は月1回程度)

 ・受水槽…年に2~4回

c.水質検査

 「公衆浴場における水質基準等に関する指針」において、毎日完全換水型は年1回以上、連日使用型は年2回以上(塩素消毒でない場合は年4回以上)で次の項目の検査が、定められていますが、毎日の管理や定期的な消毒の確認の意味から、月1~2回は行いたいものです。

[検査項目]

<浴槽水>

①濁度(5度以下)

②過マンガン酸カリ消費量(25mg/L以下)

③大腸菌群(1個以下)

④レジオネラ属菌(検出されないこと=10CFU/100mL未満)

<原湯・原水・上がり湯および上り用水>

①色度(5度以下)

②濁度(2度以下)

③水素イオン濃度(pH値5.8~8.6)

④過マンガン酸カリ消費量(10mg/L以下)

⑤大腸菌群(検出されないこと)

⑥レジオネラ属菌(検出されないこと=10CFU/100mL未満)

 

まだまだ、この先気温の下がる日があるようです。

皆様、どうぞご自愛ください。

 

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