レジオネラ対策シンポジウムに参加してきました

皆さまお元気様です。

　川崎市の私立幼稚園に通っていた、同じクラスの男児と女児の2人が、6日と12日に

相次いで亡くなったそうです。市は感染症による病死の疑いがあるとして、原因を調査

しているそうです。男児も女児も4月から一度も幼稚園をお休みしたことがなく、

元気なお子さんたちだったそうで、ご両親のお気持ちを思うと、とても、とても

胸が痛いです。一日も早い原因究明をお願い致します。

　5月26日(金）にNPO入浴施設衛生管理推進協議会が主催する、レジオネラ対策シンポジウムに

参加してきました。

今回の主なテーマは

1.最近のレジオネラ症集団感染事例の紹介

2.千葉県内の温泉水における有効な消毒剤の研究報告　　などです。

今回は　1.最近のレジオネラ症集団感染事例の紹介についてお話しします。

近々でおきたレジオネラ症感染事故は広島県のみはらし温泉で起きた事故です。

最終的に58名が感染し、内1名が死亡しました。

当該施設の浴槽水と死亡感染者とのレジオネラ属菌パターンが一致し、

浴槽水のレジオネラ属菌の数値が110CFU/100mlと報告されたそうですが、

この110CFU/100mlという数値は理論値でいうと、三原市の人口96,000人の人たちが全員

この温泉に入ったとして、3人感染症が出るくらいの、大変低い数値であり、報告された

110CFU/100mlという数値に疑問を感じます。

事故が起きると、多額の損害賠償を支払わなければいけません。

常日頃からの、衛生管理を徹底すること、それが一番大切な事です。

東工業ではレジオネラ属菌検査の他に、残留塩素濃度計や残留塩素濃度測定試薬、殺菌・消毒剤の販売も行っています。お気軽にお問い合わせください！

入浴施設・遊泳プール・冷却塔・一般飲料水等の

・各種水質検査（レジオネラ属菌検査・浴槽水検査等）
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