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アルカリ性の温泉水で塩素消毒が低下するのはどうして?

お元気様です!

新型コロナウイルスの感染拡大で連日コロナウイルスの話題ばかりですが、

今日は明るいニュースが入ってきました(*’ω’*)

女優の北川景子さんが第一子を妊娠しており、今秋出産予定とのことです♡

北川景子さんは2016年にミュージシャンのDAIGOさんとご結婚されました。

北川景子さんといえば、昨年末にロングヘアからショートヘアにし、世間を驚かせていましたね!

美男美女夫婦のお子さんの誕生が楽しみです(*^^*)

 

さて、本題です。

本日は「アルカリ性の温泉水で塩素消毒が低下するのはなぜ?」をご紹介します。

pHによる、塩素系薬剤の消毒効果は、殺菌力の強い次亜塩素酸(HOCL)と殺菌力の弱い次亜塩素酸イオン(OCL̠⁻)の比率によって違ってきます。

次亜塩素酸イオンは次亜塩素酸の1/100程度の殺菌力しかありません。

pH6.0あたりでは約97%が次亜塩素酸で占められていますが、pH7.5では50%pH9.0では3.1%と激減してしまいます。

このためアルカリ性の温泉水では、塩素系薬剤の効果が低下するのです。

したがって、アルカリ性の風呂には、次亜塩素計の薬剤ではなく別の薬剤が向いています。

単純にアルカリ性だけのお風呂でしたら(アンモニアが多い・硫黄が多い等を除く)モノクロラミン消毒・臭素系・銀イオン系・カチオン性ポリマー系・第四級塩混合薬剤系・酸化剤系の薬剤が効き目があるようです。

厚生労働省が塩素での消毒を推奨しておりますが、お風呂の性質によっては、効き目がないということを知っておいていただきたいと思います。

 

施設管理をしっかりしましょう!!

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